定年後は、現役時代よりも自由な時間が多くなります。

厚生労働省の調査によると、65歳以上の高齢者の1日あたりの自由時間は、平均で9時間11分です。

一方、25~64歳の労働者の1日あたりの労働時間は、平均で8時間30分です。

つまり、定年後は、労働時間の分を自由時間として使えることになります。

自由な時間が増えると、これまでできなかったことに挑戦したり、新しいことに興味を持つことができます。

趣味を持つことで、心身の健康を保ち、充実した生活を送ることができます。

趣味を持つことで得られるメリットは、以下のとおりです。

心身の健康につながる

趣味は、心身の健康に良い効果をもたらします。たとえば、体を動かす趣味は、筋力や体力の維持・向上につながります。また、脳を活性化させる趣味は、認知症の予防に役立ちます。

生きがいになる

趣味は、生きがいにもなります。仕事がなくなったことで、人生に目的を見失ってしまう人も少なくありません。趣味を持つことで、毎日に目標や楽しみが生まれ、充実した生活を送ることができます。

新しい出会いがある

趣味を通じて、新しい出会いがあることもあります。同じ趣味を持つ人と交流することで、新たな視点や刺激を得ることができます。

脳の活性化につながる

趣味は、脳の活性化にもつながります。新しいことに挑戦したり、頭を使うことで、脳が活性化され、認知症の予防に役立ちます。

定年後の趣味を選ぶときは、以下のポイントを押さえるとよいでしょう。

自分の興味や関心のあること

趣味は、長く続けられるものであるほうがよいです。そのため、自分の興味や関心のあることを選ぶことが大切です。

長く続けられるもの

趣味は、長く続けられるものであるほうが、より充実した時間を過ごすことができます。

一人でも楽しめるもの

趣味は、一人で楽しめるものであるほうが、自由に時間を使えるというメリットがあります。

自分に合った趣味を見つけて、定年後の生活を充実させましょう。